自分と他人は違うと頭ではわかっていても、人と比べて落ち込むときってありますよね。
人と比べてしまう心理の背景には何があるのでしょうか。人と比べない自分になるために、セルフコーチングをしてみましょう。
人と比べて落ち込む心理のセルフコーチングに使える質問リストを用意しました。ぜひノートとペンを持って、自分と向き合ってみてくださいね。
<セルフコーチングをするときの注意点>
・全部の質問に答えようとしなくても大丈夫です。ピンと来る質問に向き合ってみましょう。
・ノートなどに書きだして行うと効果的です(ぐるぐる思考を防げます)。
・答えるのが辛くなったらいつでも中断してください。
・なにか結論にたどり着かなくても大丈夫なので、感じるままにやってみましょう。
セルフコーチングのメリットややり方については、こちらを参照してください。
セルフコーチングとは何か?誰でもできる効果的なやり方を紹介します
目次
人と比べて落ち込む心理をセルフコーチングする質問リスト
・落ち込むとき、どんな感じがしますか?(心の声、浮かんでくるイメージ、身体感覚など)
・何を比べているのですか?それはあなたにとってどんなものですか?
・比べてしまう対象は誰ですか?特に落ち込むのはどんなときですか?
・落ち込むことの何が問題ですか?落ち込まないでどうなりたいですか?
・落ち込んでいる自分を俯瞰して見ると、どう見えますか?
もし友人や家族だったら、なんて声をかけますか?
・人と比べないために、何に向き合うのが役に立ちそうですか?
・ロールモデルなら、人と比べそうな場面に何を思ってどう行動するだろうか?
・人と比べそうなとき、どんな捉え方をすると心地よいですか?成長につながりますか?
・落ち込む以外の反応を選べるなら、どんな反応を選びたいですか?
・まず試してみたいことはなんですか?
人と比べて落ち込みそうな自分に気づいたら、どうしますか?
質問リストの説明
どんなことを意図した質問なのか、紹介します。意図がわかったほうが理解が深まる方は参考にしてくださいね。
・落ち込むとき、どんな感じがしますか?(心の声、浮かんでくるイメージ、身体感覚など)
落ち込むときにどんな思考や感情がめぐっているのか見てみましょう。ゆっくりと浮かんでくるものに意識を向けます。どうなりたいか、そのために何がハードルなのかのヒントになります。
もしかしたら、過去の人と比べて落ち込んだ記憶や人と比べられて嫌だった記憶が出てくるかもしれません。
・何を比べているのですか?それはあなたにとってどんなものですか?
人と比べるポイントはさまざまです。比べるポイントの例としては容姿、肩書、収入、能力、境遇、家族/パートナーなどがあります。
比べるポイントはあなたが欲しているものやコンプレックス、向き合うべきなのに避けてきたものかもしれません。人と比べて落ち込むのは、それを教えてくれるサインとも言えます。
・比べてしまう対象は誰ですか?特に落ち込むのはどんなときですか?
特に比べてしまう人や分野はありますか。自分と共通点が多い人ほど、比較対象にしがちです。どんな人や分野に反応しやすいか考えてみましょう。
比べる=自分もそうなれると思っている範囲内、という考え方もあります。たとえば、アラブの石油王と比べて落ち込む度合と、同期の昇格に落ち込む度合は後者のほうが大きいですよね。アラブの石油王は自分と違いすぎるけど、同期は共通点が多いからです。
比べてしまう対象を考えることで、リアルな目標が見つかるかもしれません。
・落ち込むことの何が問題ですか?落ち込まないでどうなりたいですか?
落ち込むことが原動力になれば、特に問題はないですよね。落ち込むことで何に困っているのか、落ち込まないでどうなりたいのかを考えてみましょう。
ずっとぐるぐる考えてしまうのが嫌だ、とか、プライドが邪魔して素直に喜べない自分が嫌だとか、出てくるかもしれません。その裏返しがなりたい状態です。ぐるぐる考えずに気持ちを切り替えて原動力に変えたい、素直に喜びを伝えたいなど、望む姿はどういう状態でしょうか。
・落ち込んでいる自分を俯瞰して見ると、どう見えますか?
もし友人や家族だったら、なんて声をかけますか?
落ち込んでいる最中に自分を客観的に見るのは難しいです。自分と少し距離を取ってみましょう。
落ち込んでいる自分を少し離れたところから見ているイメージをしてみると、どう見えますか。また、落ち込んでいるのが自分ではなく、大切な友人や家族だったら、なんて声をかけたいですか。
友人や家族にかける言葉と自分にかける言葉が違う人はたくさんいて、たいてい自分により厳しい言葉をかけています。自分を責めていることに気づいたら、相手が友人でもこの言葉をかけるかな?と考えてみてください。
・人と比べないために、何に向き合うのが役に立ちそうですか?
何に向き合うのが役に立つのか、それは外側から教えてもらうのではなく、自分の内側に聞いてみましょう。避けていたものに向き合うと、他人と比べる必要がなくなるかもしれません。
・ロールモデルなら、人と比べそうな場面に何を思ってどう行動するだろうか?
尊敬する人やこうなりたいと思う人がいたら、同じ状況でどんなことを思って行動するでしょうか。ロールモデルになったつもりで考えてみましょう。ロールモデルは実在の人物じゃなくても大丈夫。むしろアニメキャラクターなど極端なほうが、視野が広がっていいかもしれませんね。
・人と比べそうなとき、どんな捉え方をすると心地よいですか?成長につながりますか?
相手は変えられませんが、自分の捉え方は変えられます。自分が心地よく過ごすには、または、これを成長の機会に変えるには、どんな捉え方だとよさそうですか。
・落ち込む以外の反応を選べるなら、どんな反応を選びたいですか?
反応は主体的に選べます。落ち込む以外の反応で何を選びたいですか。人と比べそうな場面になったら、自動的に落ち込む反応を選択する前に、自分に役立つ反応を選ぶようにしてみましょう。
・まず試してみたいことはなんですか?
人と比べて落ち込みそうな自分に気づいたら、どうしますか?
今からできそうな、試したいことは思い浮かびますか。特に思い浮かばなければ、次に人と比べて落ち込みそうになったらまず気づこうとすること、そして、自分が望む捉え方をできるような声をかけることがおすすめです。シミュレーションしてみましょう。
いかがでしたか?人と比べてしまうのは、どう思われるか気にしすぎているのかもしれません。
こちらも合わせて取り組んでみてくださいね。
⇒人からどう思われるか気になる心理をセルフコーチングする質問リスト
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