『感性のある人が習慣にしていること』は、感性=自分のものさしを磨く習慣がわかる本。
感性を持って自分で決断して生きていくことで、正解のない世界でも迷いなく生きることができます。
『感性のある人が習慣にしていること』の中で、感性=自分のものさし・自分の判断軸を意味しています。そして、感性のある人とは、”正解のないことに自分で答えを出せる人”のこと。
感性を養う5つの習慣は、観察する/整える/視点を変える/好奇心を持つ/決める習慣です。
その中から要点を3つに絞って紹介します。
★ 『感性のある人が習慣にしていること』 の要約ポイント★
・観察する習慣:体の感覚を使う、表現力を磨く
・視点を変える習慣:見え方を切り替える
・決める習慣:コンプレックスを克服してみる、やらないことを決める
この記事では 『感性のある人が習慣にしていること』 の要約を紹介します。
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目次
要約①:観察する習慣
観察すると細かい変化や違和感に気づきます。細かい違いを知覚できるようになることは、”美意識の定規に、細かい目盛りを刻んでいくこと”と表現されていました。
大雑把な定規でざっくりと世界を見ていませんか?
まず視覚以外の体の感覚を意識して使ってみましょう。
たとえば、肌感覚で気温と湿度を予想してみる、裸足で生活してみる、味覚や聴覚で味わってみるなどです。
知覚したことを表現できる語彙がなければ、大雑把な表現しかできません。いつも「すごい」、「やばい」でしか表せない世界は味気ないですよね。
(例)すごい⇒素敵、最高、えもいわれぬ、秀逸な、卓越した、妙妙たる…
いろいろな感覚の表現を使えるということは、感覚を感じ分けられるということです。
特に味の表現や季節・自然を表す言葉を知ると、世界が広がります。
よく観察して得たその感覚は、言葉の最適な表現を用いることで、より明確に鮮明に自分のものになっていくのです。
それは、自分の世界の見え方が広がることにもつながっていきます。
要約②:視点を変える習慣
視点が変われば見える世界が変わり、多様なものの見方や解釈ができます。
見方によって壺にも人の顔にも見えるルビンの壺のように、見方が変われば別のものが見えてきます。
視点を変えるために、具体的には次のような習慣が挙げられます。
・文字にして見てみる
・「気持ちよく話す」のをやめてみる
・初期設定を疑ってみる
文字にして見てみることで、感情を切り離して俯瞰して見ることができます(メタ認知)。
たとえばネガティブなフィードバックをもらってムッとしても、それを書き起こしてみるととても有益なアドバイスに見えるかもしれません。伝え方が気になってせっかくのアドバイスを受け取らなかったら、自分が損しますよね。
感情を脇に置いて、その事象を、曇りのない眼で見つめてみるということ。自分目線でもなく、相手目線でもなく、俯瞰して眺めてみること。別の視点を取り入れたとき、世界には自分を成長させる言葉が溢れていることに気がつくでしょう。
肝に銘じたいのは、「気持ちよく話す」のをやめてみるという習慣です。
気持ちよく話しているのは自尊心や承認欲求に引きずられているからであり、相手を置き去りにして自分の世界にどっぷりつかってしまっています。
気持ちよく話している自分に気づいたら相手の話に耳を傾けましょう。相手を無視して話しても、その言葉は相手に届きません。
初期設定を疑うとは、当たり前だと思っている前提を一度手放して自分の頭で考えることです。初期設定はたまたま生まれたとき側にいた人、生まれた国や文化によって設定されたもの。その初期設定は相対的なものであり、人や場所が変わればかんたんに変わります。
「当たり前だ=変えられない」と思考停止で受け入れるより、「自分で決められるし変えられる」と考えるほうがより自分軸で生きることができます。
要約③:決める習慣
感性のある人は自分軸で決断し、その決断を正解にする強さがあります。
賢明な決断のためには選択肢は広い方がよいです。
コンプレックスを克服することで、新しい選択肢が手に入ります。
コンプレックスに思っていることは、自分にはできない・苦手だと思いこんでいるものが多いです。
なかには本当に苦手でできないものもあるかもしれませんが、「なんとなく苦手」「やったことないけどめんどくさそう」「最初にやったときにたまたまうまくできなかった」などのふわっとした理由が多いのではないでしょうか。
何事もやってみないとわかりませんし、うまくいかなくてもすべては経験値です。
また、自分の行動を主体的に決めるために、まずやらないこと(not to doリスト)を決めましょう。やらないことを手放したら、本当にやりたいこと(ウィッシュリスト)を考える余裕が生まれます。
著者は、自分の100年史を描くことをおすすめしています。ルールは2つあります。
・壮大な未来を描くこと ✖現実的過ぎる未来
・できるだけ詳しく書くこと
「現在はこうだから、未来はこうなるな」という現在地点からの発想ではなく、こうなりたい!という壮大な未来を描きます。そしてどう実現するかは具体的に考えていくのです。
せっかくの人生ですから、感性を磨いて本当に自分がやりたいことで埋め尽くしましょう。
迷いや後悔なく生きるには、自分軸で決断できるようになるしかないのです。それはやがて、自分の人生を決定していく強い力となっていきます。「感性」は日常の受け止め方を好転させ、豊かな人生を送っていく道しるべとなるのです。
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『感性のある人が習慣にしていること』 の次に読むなら?おすすめの本3選
『感性のある人が習慣にしていること』 とあわせて読みたい3冊を紹介します。
①『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』
『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』は、アートや哲学に触れて美意識を鍛える必要性が書かれた本。
普遍的な価値、自分の判断軸を磨く必要性とその方法が学べます。
参考記事:『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』の要約まとめ:アートをビジネスに取り入れる
②『joyful 感性を磨く本』
本能的に喜びを感じるものの共通法則をまとめた本。
頭で考えるより、感じることの大切さがわかります。
自分が何に喜びを感じるかを楽しみながら試してみましょう。
参考記事:『joyful 感性を磨く本』の感想と要約:喜びはどこにでもある
③『自分の意見で生きていこう』
自分のテーマを持つためには、仮でもいいので自分の意見を持つことが重要です。
正解がない問題に自分の頭で考え、ポジションを明確にする大切さがわかります。
参考記事:『自分の意見で生きていこう』の要約まとめ:正解がない問題に自分で考えた意見を持つ
まとめ:感性を養う習慣を始めよう
・感性=自分のものさし、自分軸
・感性のある人とは”正解のないことに自分で答えを出せる人”
・観察する習慣
ー観察すると細かい違いを知覚できるようになる
ー視覚以外の体の感覚を意識して使ってみる
ー感覚を表現する語彙力を身につける
・視点を変える習慣
-俯瞰して眺めてみる
ー気持ちよく話すのをやめる
-当たり前を手放して自分で変えられると知る
・決める習慣
-コンプレックスを克服すると選択肢が増える
-100年史で壮大な夢を描く
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