『成長マインドセット』の要約まとめ:心の悩みブレーキを外す5つの方法

『成長マインドセット』の要約まとめ:心の悩みブレーキを外す5つの方法

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『成長マインドセット』は、心のブレーキを外して成長するための考え方を紹介した本。

会社員の主人公と喫茶店のマスターの対話を中心に、成長とは何か・成長を阻害するものと促進するものがわかります。

やりたいことがあるけど悩んでいて行動が起こせない人や成長したいけど何をしたらいいかわからない人におすすめです。

★『成長マインドセット』の要約ポイント★

 

・成長のアイスバーグ(氷山)を大きくする

 

・悩みブレーキを外す5つの方法

 ①ブレーキの存在を知る

 ②ブレーキをふまない覚悟をする

 ③他責にしないは100%

 ④結果は選択できないが行動は選択できる

 ⑤関心の輪と影響の輪

途中でワークがあるので、研修を受けている気分になりました。

特に”他責にしないは100%”は衝撃を受けましたね。

この記事では『成長マインドセット』の要約を紹介します。

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要約①:成長のアイスバーグ(氷山)を大きくする

成長とは、能力・スキル/ふるまい・行動/想い・人生哲学の大きさとバランスです。

これをアイスバーグ(氷山)に例えると図のようになります。

アイスバーグモデル

 

海面より上に見えているのが成果で、その成果を支えているのが3つの要素です。

思いや人生哲学が1番下の土台になっていて、その上にふるまい・習慣、能力・スキルがあります。

「ビジネスでも同じで、想いがあって行動し続ければ、能力が身につき、結果が出ます。結果が欲しいがゆえに簡単なスキルだけを身につけようとしたところで、ふるまいや意識が弱い状態では望む成果は得られないんです」

 

3つのバランスが取れていて、はじめて成果に結びつきます。

 

スキルだけ大きいのは、知識やスキルはあるけどそれで何がしたいか?という想いがなく、行動が伴わない人です。実現したいビジョンや仕事に向き合う姿勢はすばらしくても、スキルがないからまだ成果が出ないこともあります。

 

アイスバーグモデルでは、アイスバーグをバランスよく大きくすることが成長と言えます。

たとえば、草野球選手のアイスバーグはバランスが取れていても、メジャーリーガーに比べると大きさは小さいです。

 

アイスバーグを大きくすれば、結果的に海面から出てくる成果も大きくなります。

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要約②:悩みブレーキを外す5つの方法

 

成長を阻害するものとして、悩みブレーキがあります。

成長に向かってアクセル全開で進みたいのに、意識せずに同時にブレーキも踏んでしまっていると思うように前に進めません。

 

成長を阻害する悩みブレーキを外す方法が5つあります。

①ブレーキの存在を知る

 

②ブレーキをふまない覚悟をする

 

③他責にしないは100%

 

④結果は選択できないが行動は選択できる

 

⑤関心の輪と影響の輪

1つずつ詳しく紹介します。

①ブレーキの存在を知る

多くの人が悩みブレーキを踏んでしまっていますが、自覚していない人もいます。

まずはブレーキの存在を知るのが第一歩です。

解決できる、できないとか、どう解決すべきか考える前に、まずは自分には悩みがあり、ブレーキを踏んでいるんだという認識をすること、ブレーキが存在することを知るだけでいいんです。

アクセルとブレーキを同時に踏んでいる状態は、心身の健康にとっても良くありません。

まずは自分が悩んでいることを自覚しましょう。

自分から少し距離を置いて客観視するのは大切ですよね。

②ブレーキをふまない覚悟をする

ブレーキの存在を自覚したら、ブレーキをふまない覚悟をします。

もし自分がブレーキを踏むべきでないところで踏んでいるなら、ブレーキから足を離すと決めます。

 

たとえば、AかBか(転職するか今の会社に残るか)という分岐点にいるときは、どちらの選択肢が良いか悩むのは当然です。

しかし、一度どちらかの選択肢に決めたのなら、その後はアクセル全開で進むことが成長につながります。

 

転職すると決めたのに、「前の会社にいたほうが良かったかな」と悩むのは無駄です。

同様に、今の会社にいると決めたのなら、その選択を正解にすべくアクセル全開で進むほうが幸せになれるでしょう。

ブレーキがそこにあると知ることはもちろん大事なのですが、『よし、このブレーキは踏まないほうが私の人生にとってプラスなんだから、私はブレーキを踏まないように努めてみよう!』って決断する。覚悟を決めることが実はとても大事なことなのです

 

覚悟を決めやすくするコツは、期間限定にすることです。

ブレーキを踏まずにその道を進むことが一生の決断だと思うと、なかなか覚悟が決まりません。

 

まずは期間を決めて”この期間だけなるべくブレーキを踏まずに進もう”と決めると、決断が楽になります。

おすすめは2年間だそうです。
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③他責にしないは100%

悩みブレーキを外すためには、100%の当事者意識を持ちます。

 

何か問題があったとき、100%自分の問題として考えるのは難しいですよね。

「自分にも反省点はあったけど、上司やお客様、環境などもっと他に原因はたくさんいるから自分の責任は20%くらいかな」と考えていると、成長の機会を逃すことになります。

『自分も多少責任はあるけど、他の誰かも自分より大きな責任があると思う』と思えば思うほど、当事者意識が低くなっていき、思考がだんだん停止していくということです

 

当事者意識が100%の人と20%の人では、問題に対する向き合い方や行動が変わります。

 

100%当事者意識を持つというと、責任を押し付けられるのではないか?、自分が損するのではないか?と不安な気持ちが出てきますよね。

その不安は、何もしないという選択の理由になりますが、行動しない分だけ成長の機会を失うでしょう。

 

100%の当事者意識を持つと、成長機会を得られるだけでなく、悩みも少なくなっていきます。

誰の責任か等と後ろ向きな考えの時間が省けるので、すぐに前向きな思考ができるのです。

誰が悪いとか、損だとか考えずに、自分にできることは何だろうって考えて、小さいことでもいいので、やると決めて行動する思考と習慣を身につけると悩みづらくなっていきます。それに、そのほうが自分の成長にも繋がることが分かっているので、心の健康にもとてもプラスなんです

『成長マインドセット』の中で、”他責にしないは100%”が一番目からウロコでした。

この考えで行動すればどんどん成長できる!と確信できました。

④結果は選択できないが行動は選択できる

結果はコントロールできないので、結果で悩んでいる時間は無駄です。

 

自分でコントロールできるのは行動だけ。

行動にフォーカスし、結果は自分のコントロール外であると認識すると悩みが減っていきます。

 

たとえば、明日の営業で成約が取れるか?と悩んでも、それはお客様の決めることです。

契約が取れるようにプレゼン等の行動でがんばることはできますが、その後の結果は悩んでも仕方ありません。

「人事を尽くして天命を待つ」 という言葉を思い出しました。できることをすべてやったら、あとは運命に任せようという心構えです。

 

これは”結果は変えられない”という諦めではなく、結果を気にするエネルギーを行動に向けよう!ということです。

結果は選べず行動は選べる、という当たり前のことですが、その選べない結果に意識や関心が向きすぎて、行動や計画に意識が向かず、ベストを尽くせていないかもしれないということに気づいたのです。

 

⑤関心の輪と影響の輪

関心の輪と影響の輪は『7つの習慣』に出てくる考え方です。

関心の輪と影響の輪

 

関心の輪にあることは悩み損であり、自分の影響の輪に集中することが大切。

影響の輪に集中して取り組んだ結果、自分の影響の輪が大きくなって関心の輪にあったことにも影響を与えられるようになるかもしれません。

 

たとえば税金が高いという悩みは、政治家でもない限り関心の輪の話題です。

いくら悩んでも税金は安くなりませんが、節税の方法を調べたり税金が気にならないくらい収入を増やしたりすることはできます。

 

『成長マインドセット』を無料で読む方法

『成長マインドセット』はkindle unlimitedの読み放題の対象なので、電子書籍も無料で読めます。

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『成長マインドセット』の次に読むなら?

 

『成長マインドセット』とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『完訳 7つの習慣』

『完訳 7つの習慣』は、世界的ベストセラーの自己啓発書。

 

幸福や成功を手にいれるには、個別のスキルを伸ばすよりも人格や人間性を磨くことが重要(人格主義)という内容です。

関心の輪と影響の輪、他責にしないは100%(≒第1の習慣 主体的になる)など、共通点が多いです。

参考記事:『7つの習慣』の要約まとめ:本当におすすめの自己啓発本

②『最適解の技術』

 

正解がない問題にどう最適解を出すかがテーマの本。

選択肢を広げる、選択基準を決めてしぼる、決断した後実行するという3ステップで最適解を選びます。

なぜ選択したか言語化できるか、めったに起こらないことで悩んでいないか等、決められなくて悩む人のヒントがたくさん見つかります。

参考記事:【決断できない人におすすめ】『最適解の技術』の要約まとめ:決断するための3ステップ

③『主体的に動く』

 

アカウンタビリティとは自分で現状を変える力。

他人のせいにせず、現実を自分の行動の結果だと受け止めることで、現実を変える力になります。

”他責にしないは100%”に近い考え方だと思いました。

参考記事:『主体的に動く』の要約まとめ:アカウンタビリティを持って自分の力を信じる

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まとめ:成長したい人は必読!

・成長とはアイスバーグをバランスよく大きくすること

 

・想いや人生哲学が成長の土台にある

 

・ブレーキの存在を知ってブレーキを踏まない覚悟をする

 

・100%の当事者意識を持つと成長の機会が増える

 

・結果は選択できないが行動は選択できる

 

・影響の輪にあることに集中すると、影響の輪の範囲が大きくなる

ムダに悩んでいる時間が減り、自分がやるべきことがはっきりして前向きな気持ちになれます。

転職や仕事で悩みがある人、よく悩み相談を受ける人におすすめです。

 

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