有料記事でスキル販売をするならココナラ?note?【実際に販売してみた】

有料記事でスキル販売をするならココナラ?note?【実際に販売してみた】

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『スキルシェア』という言葉が一般的になり、

自分にできることをオンラインで気軽に販売できる時代になりましたよね。

 

自分の得意なことを有料記事にしてスキル販売をするなら、

どのサービスを使うのがおすすめでしょうか?

 

わたしはココナラとnoteで販売していますが、

自分の売れ行きから導いた結論は次のとおりです。

有料記事の販売だけならnoteが良い。

 

相談サービスなど他の形態の有料サービスもあるならココナラが良い。

ココナラとnoteで同じ商品を売っているので、売れ行きの比較になるかもしれません。

実際に売れた金額も紹介します。

 

また、ココナラ、note以外にもkindle出版やBrain、BASEなどの選択肢もあります。

 

この記事では、有料記事でスキル販売をするときのココナラ・noteの比較ココナラ・note以外のプラットフォームを紹介します。

これから自分のスキルを有料記事として販売してみたい方の参考になったらうれしいです。
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ココナラはどんなサービス?



ココナラはCMが放映されていたこともあり、

認知度は高いスキルシェアのプラットフォームです。

”得意を売り買いココナラ”がキャッチフレーズ!

ココナラの利用者数は2020年に197万人に伸びました。

 

ココナラとクラウドソーシングはどう違うの?

クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングは、

仕事を依頼したい側がワーカーを募集します。

 

ココナラは、スキルに基づいたサービスを出品して購入者を募るのがメインです。

(ココナラにも依頼側が出品できる”仕事”・相談をさがす”というメニューはあります)

 

ココナラで有料記事を売るなら、PDFファイルで提供するのが一般的です。

 

ココナラで購入されると購入者とチャットができるようになるので、

チャットメッセージにPDFファイルを添付して納品を完了すれば有料記事が販売できます。

 

※2020年9月から、有料ブログの販売機能が追加され、

noteと同じように有料記事が販売できるようになりました。

 

有料記事の販売以外にも例えばチャットで質問に答えるサービスもできますし、

電話相談のサービスもできます。

 

ココナラは外部サービスへの誘導が規約上NG なので、

ココナラ上で取引が完結できるようにしましょう。

 

ココナラにどんなサービスがあるかはココナラを覗いてみるのが一番です。

 

すごく飛び抜けたスキルや専門性がなくても、

話を聞くだけ・悩みを聞くだけ、本を読んで要約してくれるサービスなど

「私にもできそう!」というサービスが見つかるはず。

 

【無料】ココナラ登録はこちら

noteはどんなサービス?

noteは無料ブログが書けるプラットフォームです。

無料で公開する記事も書けますし、有料の記事も書けます。

 

日経トレンドの記事によると、2020年には利用者が6300万人を突破したそうです。

 

有料記事を購入したことがある人はもっと少ないでしょうが、

利用者がどんどん増えているプラットフォームであることは間違いありません。

 

文章だけではなく、画像や音声コンテンツも作れますが、

ココナラのようにチャットのやり取り自体を販売する機能はないです。

 

noteを決済のツールとして使って、

お金を払った人しか読めないエリアに外部リンクを置いておく使い方もできます。

 

noteは外部リンクを貼ってそちらに誘導して大丈夫なので、

決済後はzoomでやり取りする等が可能です。

 

noteはクリエイターに直接課金できる文化の浸透に貢献していますね。

>>noteの公式サイト

 

販売する商品がより実務的なものはココナラ、

デザインやアートよりなものはnoteの相性が良さそうです。

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ココナラとnoteの手数料比較

有料記事を販売するなら、手数料は気になりますよね。

ココナラとnoteの手数料は、およそ20%前後です。

(2021年10月現在)

 

【ココナラの手数料】

 

・販売手数料  :22%

 

・振り込み手数料:売上金額3000円以上で無料

※3000円未満なら160円

 

【noteの手数料】

 

・プラットフォーム利用料10%+購入者の決済方法に応じて5~15%

※クレカ決済なら5%、携帯キャリア決済なら15%

※定期購読マガジンはプラットフォーム利用料が20%

 

・振り込み手数料:270円

 

手数料20%は高く感じますか?

 

基本的に物理的なモノを売るのではなく、

デジタルコンテンツやオンラインでのやり取りを販売するので原価がかかりません。

 

そういう意味では安いのかもしれないです。

販売者視点では、安いと助かりますけどね…

ココナラとnoteの比較:できること・できないこと

ココナラでできてnoteでできないことは、

電話相談やチャットでの相談を販売することです。

 

zoomなど別のサービスを組み合わせたらできますが、

プラットフォームの中だけで完結させるには、

noteはデジタルコンテンツを販売することしかできません。

 

逆に、noteでできてココナラでできないのはマガジン販売です。

 

noteはマガジンを作ることができ、

有料にすればいわゆるサブスクリプション販売ができます。

 

定期購読で月額〇〇円という販売方法です。

通常の記事は販売手数料が10%ですが、マガジンは20%と高くなります。

 

細かい違いとして、ココナラの方が稼ぐ系のコンテンツの規制が厳しいです。

 

例えば”月〇万円を目指せます”など、

具体的な金額の提示をするとサービスが出品できなくなります。

 

結果を保証するような誤解を与える記載に厳しいです。

 

私もNGになったことがありますが、

指摘されてる文言を消せばすぐ再出品できました。

 

noteも規制がありますが、個人的な感覚ではココナラよりもnoteの方が規制が緩いです。

この辺りは今後noteも厳しくなるのかもしれません。

 

noteは手間がかからないのがメリット

noteは販売時に手間がかからないのがメリットです。

 

購入者が決済したら、有料部分が読めるようになる仕組みなので、

出品者側で操作をする必要がありません。

 

ココナラの場合は。購入された後に手動でPDF を送る作業が必要です。

購入者の評価を入れる等の作業もあり、ほったらかしにはできません。

 

このデメリットを解決する方法として、

2020年9月からココナラで有料ブログの販売ができるようになりました。

 

ただ、あまりココナラの有料ブログ販売で成功している事例が見つからないので、

認知度はまだまだ低いかもしれません。

※わたし自身もまだココナラの通常サービスを利用して有料記事を販売しています。

【実際に販売してみた】ココナラとnoteはどっちが売れる?

次に、ココナラとnoteで同じ商品を販売したらどっちが売れるのか、

実際に売った結果を紹介します。

 

そんなに売れたわけではないのでサンプル数としては足りないですが、

これから販売を始める人の参考になったらうれしいです。

 

↓5か月間のココナラの売上(手数料は引かれています)

ココナラ売上

 

↓5か月間のnoteの売上(販売手数料は引かれています)

noteの売上

27,564円-270円で27,294円です。

(270円は振り込み手数料です)

 

ココナラ:13,260円

 

note  :27,294円

noteのほうが売れた要因としては、

noteで無料記事(ラジオ台本)を投稿しているので目に留まる率が高いから。

 

ココナラはnoteに出していないチャットの相談やブログ添削なども入っているので、

noteとまったく同じサービスだけに絞ると売上は6000円くらいです。

 

noteには有料記事を置いておくだけで無料記事は投稿していなかったら、

ココナラと同じくらいの売れ行きかもしれませんね。

売上を増やす工夫:クロスセル

クロスセルとは、関連商品をあわせて売ることです。

 

ココナラはオプションを設定することができるので、

お得にセット販売することができます。

わたしはココナラの相談サービスにPDFのマニュアル販売をオプションでつけています。

 

↓自由にオプションを設定できます。

ココナラの有料オプション

 

noteも有料記事をセット販売することができます。

 

同じターゲットに向けた商品をセットでお得に買えるようにしておくと、

あわせて購入してくれるかもしれません。

 

クロスセルに関連して、アップセルという言葉もあります。

アップセルは上位プランをすすめる販売手法です。

クロスセル:ハンバーガーにポテトとジュースはいかが

 

アップセル:プレミアムハンバーガー(もう1つ上のプラン)はいかが

自分の商品なら、いろいろ試行錯誤できるのが楽しいですね。

 

営業やマーケティングのビジネス書をすぐ実践できるのは、

小さくても自分の商品を持つ魅力です。

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ココナラやnoteで稼ぐコツ

有料記事販売で稼ぐコツ

 

ココナラやnoteで販売した経験から、稼ぐコツを紹介します。

タイトルのキーワードを意識する

ココナラやnote内の検索や、検索エンジンの検索でヒットするように、

キーワードを意識したタイトルをつけます。

 

「購入してくれそうな人はどんな言葉で検索するかな?」と想像してみましょう。

競合となるサービスのタイトルや商品説明を参考にするのも効果的です。

 

検索で表示されたら、さらにクリックしてもらう必要があります。

 

思わずクリックしてしまうようなタイトルをつけたい人は、

キャッチコピーの本を参考にすると良いです。

 

↓世界的な名著といわれる『ザ・コピーライティング』を要約しています。

参考記事:ザ・コピーライティングの要約!キャッチコピー力をつけるおすすめの本を紹介!

 

具体的な成果を保証するような記載はNG!

 

”絶対やせる”、”誰でも稼げる”などのキーワードは魅力的ですが、

トラブルの元にもなります。

 

ブログやSNSから流入を増やす

ココナラやnoteは利用者が多いですが、それでもただ出品しただけでは売れません。

自分のブログやSNSで紹介して、出品ページに誘導しましょう。

 

「自分の商品を買ってほしい!と宣伝するのはちょっと…」と思った方は、

営業することに対するメンタルブロックをまず外した方がいいです。

 

”売らなければ売れない”のは当たり前。

人は7回言われないと覚えてくれないそうですよ。

 

いろいろな商品を売ってテストしてみる

最初から売れる商品を作るのは至難の業です。

いろいろな商品を作って、どれが反応が良いかテストしてみましょう。

 

ほとんどの人にとって、自分の商品を作るのは初めての経験ですよね。

 

初めての商品が売れなくても落ち込まないでください。

単なるテストだと思えばいいんです。

 

 

いくつ商品を作ってもコストがかからないのがデジタル商品のメリットです。

そのメリットを最大限活かして、何が売れるのかどんどん試していきましょう。

 

ココナラやnote以外の有料記事販売プラットフォーム

他にも有料記事を販売する方法はあるので、代表的なものを3つ紹介します。

・Amazon kindle(電子書籍)

 

・Brain(紹介機能付きコンテンツ販売プラットフォーム)

 

・BASE(ネットショップ開設)

AmazonでKindle(電子書籍)を出版する

 

Amazonで自分の文章を電子書籍として出版すれば、

有料販売することができます。

 

本の印税ってすごく低いイメージがありますよね。

 

でもAmazonのKindleは、

Amazonで限定販売+250円以上の価格設定にすれば70%の印税を受け取れます。

 

言い換えれば、手数料30%です。

ココナラやnoteの手数料と同じぐらいですね。

 

Kindle Unlimited の対象にしておけば、

購入されなくても無料で読まれたページ数に応じて収益が発生します。

(1ページ0.5円程度)

 

最初の KDP の登録だけちょっと面倒ですが、

一度登録すれば、あとは原稿と表紙を作るだけで何冊でも出品できます。

 

メリットはAmazonという大きなプラットフォームで販売してもらえること、

デメリットとしてはあまり高額な電子書籍は売りにくいことです。

 

集客や認知の拡大に Kindle を使う人が多いので低価格帯の本が主流。

有名人ならともかく、一般人の Kindle だと数百円が限界かなと思います。

 

わたしもkindle出版してみました。

登録手順や原稿作成方法を紹介しているので参考にしてくださいね。

参考記事:kindleで自費出版をやってみた!費用0円で電子書籍の出版ができる

 

お金稼ぐ系ならBrainでコンテンツ販売

Brain(ブレイン)はアフィリエイトの権利がついたコンテンツ販売のプラットフォームです。

 

アフィリエイトの権利がついているのが特徴。

 

記事を購入した人がまた誰か別の人に売るとその報酬も入ってきますし、

他人の記事を紹介して売れたら、紹介報酬が入ります。

 

お金を稼ぐ系の記事はBrain(ブレイン)が多いです。

 

ココナラやnoteはお金を稼ぐ系以外にもいろんな種類のコンテンツがありますが、

Brain(ブレイン)は稼ぐ系に偏ってると感じます。

 

わたしはせどりのノウハウを販売しているので、

Brainで売るのが本当はいいのでしょうが…

 

出品されているコンテンツを見ると、

どうしても怪しい感じがしてしまいます。

 

>>Brain公式サイト

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BASEでネットショップを開設できる



BASEは今まで紹介したプラットフォームとは違い、

ネットショップを開設できるサービスです。

 

物理的なものでも売ることができ、ハンドメイドの商品を売ったり、

実際の店舗を経営してる人がネット販売を始めるのに使ったりしています。

 

自前のネットショップを作るので手数料が安いのがメリット。

ちなみに決済手数料は6.6%+40円です(2021年10月現在)。

 

デメリットは集客は自分でがんばる必要があることです。

 

ココナラやnote、Brainはプラットフォーム内での検索で見つけてもらうことができます。

フォロワーなどの機能もあります。

 

kindleはAmazon内の検索で引っ掛かるようにすれば勝手におすすめしてくれます。

 

BASEは個々のお店が作れるだけなので、

人を集めるのはSNSなど他の集客力が必要です。

 

ココナラ等もSNSの集客力があるに越したことはないですけどね。

 

BASEに似たサービスとして、ShopifyやSTORESがありますが、

個人のスキル販売をするネットショップなら、まずはBASEが選択肢になります。

 

BASEは出品するだけなら無料、Shopifyは月額使用料がかかります。

 

STORESには月額無料プランがありますが、

クレカ決済を導入するのに審査が必要で、審査に落ちる場合もあります。

 

BASEはBASEが決済を代行するため、審査は不要です。

 

ハンドメイド商品を販売して、さらに作り方のPDFも販売する場合は、

BASEが合っているかもしれませんね。

 

30秒で無料登録!BASEはこちら

まとめ:自分の商品として有料記事を売ってみよう!

・ココナラはスキルシェアのプラットフォーム

 

・noteはクリエイター向けの作品販売プラットフォーム

 

・ココナラとnoteの手数料は20%程度

 

・ココナラは文章以外のサービスも販売できる

 

・noteは有料記事のサブスク(マガジン販売)ができる

 

・同じ商品を売ってみたらnoteのほうが売れた

 (noteの無料記事を投稿していた影響アリ)

 

・検索してヒットする&クリックしてもらうタイトルをつける

 

・いろんな商品を出してテストしてみる(売れなくてもノーリスク)

 

・有料記事販売の方法は他にもkindle、Brain、BASEなどがある

自分のスキルを活かしてかんたんに商品を作れるなんて良い時代になりましたね。

 

ブログやSNSで稼ぐといえば、アフィリエイトなどの広告収入がパッと思いつきます。

でも、これからは個人で商品を持つ稼ぎ方が増えていきそうです。

 

大きな資金がない個人が販売するには、

コストがかからないデジタルコンテンツがおすすめ。

 

他人の商品を売るより自分の商品を売るほうが、

なんでも自分で決められて楽しいですよね。

 

ぜひ自分の経験やスキルを商品にしてみてくださいね。

 

自分の商品を販売するには、まずは集客力が大切です。

ブログのアクセスを増やして集客力をアップさせましょう。

参考記事:【初心者でもわかりやすい】ブログのアクセスが伸びない!伸び悩む原因と増やす対策4つ

本業の会社員では研修講師やファシリテーターをしています。コーチングも提供しているので興味がある方はぜひご検討ください。

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