『アイデアのつくり方』はタイトルのとおりアイデアのつくり方の原理原則をまとめた本です。
大手広告代理店の最高顧問を務めたヤングさんが1940年に書いた本で、やや文体は古くさいです。ただ、クリエイティブな職業に就く人には必ずおすすめされるくらい、発想法の古典的な本です。
100ページもないので1時間かからずに読めてしまいますが、重要な要素だけまとめました。
★ 『アイデアのつくり方』 の要約ポイント★
・アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ
・アイデアのつくり方5つのステップ
目次
要約①:アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ
アイデアの原理が2つあります。
・アイデアは既存の要素の新しい組み合わせ
・組み合わせを見つけるのは関連性をみつけ出す才能による
アイデアは既存の要素の新しい組み合わせなので、既存の要素をいかに知っているかが大事です。また、新しい組み合わせの可能性について常に夢中になれるかという才能があると、関連性を見つけやすくなります。
元々の気質もある程度必要なようです。これとこれを組み合わせたらどうなるんだろう?とか、これとこれはここが似ている等と延々と考えらえる人は、アイデアが必要な職種に向いているのかもしれません。日々目にするものすべてをインプット、組み合わせの材料として捉えられる人が向いているように思いました。
要約②:アイデアのつくり方5つのステップ
アイデアのつくり方には5つのステップがあります。
①資料集め
課題について/一般知識について資料集め
②咀嚼する
集めた要素から関係を探す
③孵化
心の外に放り出し、無意識が勝手に働くのに任せて待つ
④アイデアの誕生
アイデアが訪れる(わかった、みつけたという感覚)
⑤適合、具体化
現実に合うように手を加える
①でたくさんインプットし、②でさんざん考えたからこそ、③で孵化します。①②でやり切っていないのに③で待っても何も浮かんできません。②→③の移行タイミングが難しいなと感じました。
ただ、④の瞬間は何度か経験があるのではないでしょうか。
わたしは、プログラミングのロジックを考えていて煮詰まったとき、ちょっとオフィス内を散歩してぼーっとしていたら解決策が思いついた経験があります。
まず、人生のすべてがインプットという精神で、ちょっとでも知りたいと思ったことはそのままにせず、気のすむまで調べてみようと思いました。いつどこでつながるかわかりませんが、何かが孵化するかも…
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