決められない時の心理をセルフコーチングする質問リスト

決められない時の心理をセルフコーチングする質問リスト

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人生の大きな決断から、日常のちょっとした決断まで、人生には大小さまざまな決断があります。

転職すべきか今の会社に残るべきか、転職するならどの会社に入るべきか、どこに住むべきか、どんな仕事をすべきか、結婚すべきか…

 

なかなか決められない時、セルフコーチングに使える質問リストを用意しました。ぜひノートとペンを持って、自分と向き合ってみてくださいね。

<セルフコーチングをするときの注意点>

 

・全部の質問に答えようとしなくても大丈夫です。ピンと来る質問に向き合ってみましょう。

 

・ノートなどに書きだして行うと効果的です(ぐるぐる思考を防げます)。

 

・答えるのが辛くなったらいつでも中断してください。

 

・なにか結論にたどり着かなくても大丈夫なので、感じるままにやってみましょう。

セルフコーチングのメリットややり方については、こちらを参照してください。

セルフコーチングとは何か?誰でもできる効果的なやり方を紹介セルフコーチングとは何か?誰でもできる効果的なやり方を紹介します

決められない時の心理をセルフコーチングする質問リスト

・この決定はあなたにとってどんな意味がありますか?

 

・決めるとどうなりますか?何が変わりますか?

 

・決められない時、どんな気持ちになりますか?どんなイメージや言葉が浮かびますか?

 

・決める上で大切なこと、譲れないことは何ですか?

 

・どんな選択でもできるとしたら、どうしますか?

 

・決めるために引っかかっていることは何ですか?

 

・決めるために必要な情報や行動があるとすれば何でしょうか?

 

・今までどうやって決めてきましたか?その決断には満足していますか?

 

・それぞれの選択肢を選ぼうとすると、どんな声がしますか?

 

・決めるためにまず何をしますか?

質問リストの説明

どんなことを意図した質問なのか、紹介します。意図がわかったほうが理解が深まる方は参考にしてくださいね。

・この決定はあなたにとってどんな意味がありますか?

・決めるとどうなりますか?何が変わりますか?

決められないということは、その決断にきっと何か意味があるはずです。決めることの意味を明確にすることで、決めるための価値基準が見えてくるかもしれません。

決めた後の未来を考えることで、決めることに対する意欲が高まります。

 

・決められない時、どんな気持ちになりますか?どんなイメージや言葉が浮かびますか?

決められない時にどんな気持ちになるかを見ると、決めるときに引っかかっていることが明確になります。何を怖がっているのか、何を避けているのか、自分の内側に目を向けてみましょう。

 

・決める上で大切なこと、譲れないことは何ですか?

いきなり選択肢の比較に入ると視野が狭くなりがちなので、先に選択基準を考えてみます。自分が納得できる選択基準があれば、あとは機械的に選択肢を当てはめるだけです。

 

・どんな選択でもできるとしたら、どうしますか?

どうしても目の前にある選択肢に飛びつきやすいですが、まずは広く選択肢を考えてみます。現実的ではない選択肢でも、そのなかから自分が大切にしたい要素が見つかるかもしれません。むしろ、極端な選択肢を並べるほうが、自分の価値観がはっきりします。

 

・決めるために引っかかっていることは何ですか?

決めるということは、選ばなかった選択肢を捨てるということ。捨てる覚悟がないときは迷います。

引っかかっていることは見て見ぬふりするのではなく、しっかり見て決断の覚悟に変えましょう。

 

・決めるために必要な情報や行動があるとすれば何でしょうか?

決められない時には、情報不足で決められないときと覚悟不足で決められないときがあります。何があれば決められるのかを明確にして、それに向けての行動を考えてみます。

 

・今までどうやって決めてきましたか?その決断には満足していますか?

人生は決断の連続ですよね。満足のいく選択や後悔した選択、いろいろあると思います。自分の決めるときの思考パターンを振り返り、改善の余地があれば今度は違う方法を試してみましょう。

満足のいく選択ができたときには何が良かったのか、後悔した選択は何を変えたらよかったのか等を振り返ります。振り返ることで、自分の決断力に自信が持てるかもしれません。

 

・それぞれの選択肢を選ぼうとすると、どんな声がしますか?

選択肢がある場合、それぞれを選んだときの心の声を聞いてみましょう。メリット/デメリットを出すのも重要ですが、選んだ時の自分の感情に着目します。

単純にAかBかだけでなく、相反する選択肢の声が調和する方法Cはないのか、柔軟に考えてみます。

 

・決めるためにまず何をしますか?

情報収集なのか、決めるための時間を確保するのか、決めるための最初の行動を設定します。期限を決めて、すぐスケジュールしてしまいましょう。

「決められない」という悩みに関するtips

「決められない」という悩みに関するtipsを紹介します。ヒントになればうれしいです。

クネビンフレームワーク

クネビンフレームワークは、問題を4つのタイプに分類することで各状況のときにどのように対処すればよいかわかるフレームワークです。

 

simple(単純)なやるか・やらないかで迷っている状況では、価値観を明確にした上で自動化を考えます。自動化は1度やればもう決断しなくて済むようにすることです。選択肢がたくさんあってcomplicated(面倒)な状況では、データを集める前に決断の軸を決めます。

complex(複雑)のように理想はあるけど不確定要素が多くて決断できないときは、良さそうな選択肢を試す姿勢で臨みましょう。chaotic(混沌)の状況では、想定できるダメージを最小化して、complexな問題に変えます。

多すぎる選択肢は逆に選択を邪魔する

たいていの人間が一度に知覚できるのは5~9つ。それ以上多い選択肢は認知的負荷がかかったり判断を先延ばしにする原因になったりします。

選択に関わる、有名なジャムの実験を紹介します。

<ジャムの実験>スーパーでジャムの試食会を行った。

 

・24種類のジャム⇒来店客の60%が立ち止まり、3%が購入

 

・6種類のジャム  ⇒来店客の40%が立ち止まり、30%が購入

まずは選択肢を5つ以下に絞ることを最初のステップにしても良いかもしれません。

自分の決断を定期的に振り返る

決断もスキルの1つであり、向上させることができます。そのためには、自分の決断を振り返りましょう。この価値観に沿って決めたときは良かった、この情報に基づいて決めたのは良くなかった等、改善のタネが見つかります。

どこの決断には意志力を使うべきか、どれは自動化しても満足度が変わらないのかもあわせて考えると良いです。

今日のお昼は何を食べるか、週末はどこに遊びに行くか、どっちの色の服を買うか等、日常は決断にあふれています。意志力は上限があるので、スティーブ・ジョブズのようにいつも着る服を決めて自動化すると、本当に大切な選択に意志力を使うことができます。

コーチングを受けてみたい方へ体験セッションのご案内

「やっぱり1人でセルフコーチングするとぐるぐるしてしまう」、「誰かに話を聞いてほしい」、「コーチングを体験してみたい」という方は、ぜひ体験モニターを受けていただけるとうれしいです。

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また、セッション内で見聞きしたことは許可なく口外いたしません。

体験セッション(モニター)・・・1000円(60分)

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※セッションはzoomで行います。

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最後までお読みいただきありがとうございました!

本業の会社員では研修講師やファシリテーターをしています。コーチングも提供しているので興味がある方はぜひご検討ください。

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