自分を変えたいとき何から始める？セルフコーチングの質問リスト

「自分を変えたい」と思ったとき、何から始めると良いでしょうか？

それはセルフコーチングです。

セルフコーチングとは、自分で自分に質問し、自分の価値観や目標を明確にすること。

なぜ自分を変えたいと思っているのか、どんな風に変わりたいのか、自分の願いを明確にすることで、行動を取りやすく／継続しやすくなります。

自分を変えたいと思った時、セルフコーチングに使える質問リストを用意しました。ぜひノートとペンを持って、自分と向き合ってみてくださいね。

セルフコーチングのメリットややり方については、こちらを参照してください。

セルフコーチングとは何か？誰でもできる効果的なやり方を紹介します

「自分を変えたい」をセルフコーチングする質問リスト

質問リストの説明

どんなことを意図した質問なのか、紹介します。意図がわかったほうが理解が深まる方は参考にしてくださいね。

・「自分を変えたい」と感じ始めたのはいつ頃ですか？

「自分を変えたい」と思ったきっかけや背景を聞きます。そのときに感じたこと、浮かんだ考えを振り返ってみましょう。変えたい動機を明確にすることが行動のエネルギーになります。

・自分を変えるとは、何をして／何をしないことですか？

「自分を変える」というのは抽象的です。抽象的なことは行動に落としにくいので、何をして／何をしないことなのか、具体化します。

・変わることで、何が起こりそう？何か得られるものがありますか？

変わることのメリットがなければ行動する可能性は低いです。変わることでどんなことを期待しているのか、何を得られそうなのか考えてみます。

物理的なもの（お金、もの、職業、友達、パートナーなど）の場合もあれば、感情的なもの（自信、幸福感、充実感など）の場合もありますが、物理的なものでも、最終的には得たい感情につながります。それが得られたらどうなる？と深掘りしましょう。

・変わらないと、何か困っていることが起きていますか？どうなりそうですか？

そのままでいることのデメリットを明確にします。変わらないままで何も問題がなければ変わる必要性もない、変われないですよね。このままでは嫌だ！という感情もパワーになります。

・「自分を変える」と聞いて、どんな気持ちや感覚になりますか？

力がみなぎってくる、ワクワクする、不安になる、さみしい感じがするなど、どんな気持ちでも否定せず、その気持ちを感じて、心の声に耳を傾けましょう。

もし身体感覚（胸のあたりがモヤモヤする、首が緊張する、お腹がぞわっとする等）があったら、そこにも意識を向けます。その部分が話せるとしたら、なんて言いそうですか？（身体感覚にフォーカスするのが慣れていないと意味がわからない質問かもしれません。そのときはスキップしてください）

・今の自分と変わった自分、1番の違いはどこでしょう？

今の自分と変わった自分の1番の違いが起こしたい変化です。どんな場面で一番違いが表れるでしょうか。変わった自分になりきってみるのもおすすめです。

・自分が変わったとどうわかりますか？最初の兆しは何でしょうか？

「自分が変わった」というのは自分から見て／他者から見てどうわかるでしょうか。変わった自分だったら、どんな行動をしていますか？見た目も変わっているかもしれませんね。

変わり始めているな～と感じる最初の兆しはなんでしょうか。自分を変えるには時間がかかるので、最初の兆しを考えることで変わるプロセスをイメージできます。

・理想の変わった自分はどのくらい明確ですか？（10点満点）

　＋1点上げるとしたら？

個人的に、明確さはパワーである、という言葉が好きです。変わった自分がどのくらい明確に描けているか確認しましょう。10点ではなかったら、あと何が明確になったら良いでしょうか。

10点満点にしなければ変わるプロセスを始めてはいけない、ということではありません。自分が動ける点数まで明確になっていれば十分です。

・自分を変えるために、何と向き合うと良いでしょうか。

（ハードル、環境を整える、最初の一歩など）

自分を変えるために、向き合わなければならないものは人によって違います。

答えは自分のなかにある。自分が向き合うべきと思ったものが答えです。ただし、自分の直感や本音に従って答えているかは確認する必要があります。向き合わないためにあえて違うことを答えていないか、自分に正直に答えましょう。

・変わる上で今までの経験やスキルはどう役立ちそうですか？

変わることが途方もないことに思えたときは、自分にあるものを見つめてみます。これまでの経験やスキル、過去に自分を変えたときどう乗り越えてきたか、周りのサポートなど、すでにあるリソースに目を向けてみましょう。

・どんな環境だと変わりやすいでしょうか？

人は環境の生き物とも言われます。いる場所、一緒にいる人、生活習慣など、変わる前の自分に最適化しているものに囲まれたまま自分を変えるのは難しいです。

何を変えたら、変わるのに役立ちそうでしょうか。今すぐ変えるのは無理でも、少し先の未来なら可能かもしれません。実現可能性にこだわりすぎず、思い描いてみましょう。

・〇年後から見て、変わろうとしている自分はどう見えますか？

1年後、3年後、5年後など、自分がしっくりくる期間を当てはめてください。思ったとおりに変われた自分から見て、今変わろうとしている自分になんて声をかけますか。時間軸を伸ばすと、現実を俯瞰して見ることができ、視野が広がります。

・まず何から始めますか？

大きな変化もまずは小さな一歩から。大それた行動計画は挫折の元なので、小さな一歩を設定してみましょう。期限の設定を忘れずに。

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