白いネコは何をくれた?を要約!マーケティング初心者におすすめの本

『白いネコは何をくれた?』マーケティング戦略を初心者にもわかりやすく解説した本です。

 

帯の、”「今日と同じ明日」がイヤなら、明日を変える戦略がいる”

という言葉に惹かれました。

 

 

広告代理店で働く主人公が、

白いネコからマーケティングを学んで成長していくストーリー。

 

戦略BASiCSというマーケティング戦略のフレームワークが学べます。

 

マーケティングをこれから勉強したい方、

難しいマーケティング用語はわかったけど、どう活用して良いかわからない方

におすすめです。

 

フレームワークの要素がきれいに連動していて、

読み進める度にワクワクしました!

 

この記事では『白いネコは何をくれた?』の要約とおすすめポイントを紹介します。

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『白いネコは何をくれた?』の要約

白いネコは何をくれた

『白いネコは何をくれた?』は広告代理店に勤める不完全燃焼気味の主人公が、

マーケティング戦略のフレームワークを学びながらコンペに挑む物語です。

 

最初に本の構成の説明があり、ストーリー編・理論編と続きます。

 

1章でフレームワークの1要素になっているので、

1章読んだら該当の理論編を読む、という読み方がおすすめです。

マーケティング戦略フレームワークの戦略BASiCSとは?

 

『白いネコは何をくれた?』では

戦略BASiCSというフレームワークを1要素ずつ学んでいきます。

Battlefield:どこで誰と戦うのか

まずはどこで戦うか、戦場を決めることから始まります。

どこで戦うか決まると、誰と戦うか(=競合)が決まるからです。

 

所属する会社を戦場とするなら、同僚や先輩が競合ですし、

主語を会社にするなら、業界や産業が戦場で立地の近い同業他社が競合になり得ます。

 

Asset:わたしらしさ、独自資産

 

次に、わたしらしさ・競合にはない独自資産を考えます。

 

競合が決まらないと独自性があるかどうか決められないので、

この順序になっています。

 

競合にはない独自資産というと「わたしにそんなものあるかな?」と考えがちですが、

ストーリーでは過去を振り返って自分の価値観や好きなことを見出していました。

 

ものすごいスキルや経歴、権威性が必要なわけではないのですね。

 

Strength:強み、差別化ポイント

Assetから生み出される強みや差別化ポイントがStrengthです。

 

差別化ポイントは3つの軸があります。

手軽軸 :早い、安い、便利  (ファーストフード店)

 

商品軸 :品質が良い     (高級ブランド、高価格帯の店)

 

密着軸 :顧客に応じたサービス(地域密着型、顧客ごとにカスタマイズ)

 

手軽軸は大量生産や効率化が図れるくらいの規模があるほうが有利。

商品軸で勝負できるのは商品開発やブランド力がある会社のイメージです。

 

個人のビジネスでは、密着軸が一番取り入れやすいですね。

悪い意味ではなく、弱者の戦略という気がします。

 

Customer:誰と一緒にいたいか

 

強みが決まったら、その強みを理解してくれる顧客は誰かを考えましょう。

ターゲットを誰にするのかは、ターゲットのニーズから決めます。

 

年代や性別で単純にセグメントを分けるのではなく、

どんなニーズを持っているかという感情面もリアルに想像することが大切。

 

顧客自身でも言語化・認識できていないニーズを潜在ニーズやインサイト(洞察)と呼びます。

どのくらい深く顧客を理解できるかが、刺さるサービスになるかのポイントです。

 

Selling Message:誰に何をどうやって届けるか

 

素晴らしいサービスでも、届けたい人に知ってもらわなければないも同然です。

顧客にサービスの強みを知ってもらう必要があります。

 

Selling Messageは広告だけを指すのではなく、

商品の見た目・パッケージや接客態度、商品紹介ページや商品のネーミングなど

顧客の目に触れるものすべてを指します。

 

顧客の目に入るものしか顧客は受け取れない、

逆に、顧客の目に入るものはすべてメッセージになっているということです。

 

BASiCSのiは何?

iはintegration(統合、一貫性)を表します。

すべての要素が一貫性を持っていることが重要です。

 

戦略の要素と順序が考えられていて、

ストーリー最後のコンペのときに1つのマーケティング戦略に収束します。

 

推理小説の伏線回収のような爽快感がありました。

一貫性があるってそういうことか!と感じられると思います。

『白いネコは何をくれた?』のおすすめポイント

 

『白いネコは何をくれた?』はマーケティングの前提知識がなくてもスイスイ読める、

マーケティングを学びたい初心者におすすめの本です。

 

おすすめポイントを紹介します。

 

難しいマーケティング用語が登場しない

マーケティングというと、難しそうな専門用語が多いイメージ。

4P、3C、SWOT分析、ペルソナ、カスタマージャーニー、ナーチャリングなど。

 

表面上の意味だけはわかっても、

分析のための分析、フレームワークを使うことが目的になっていませんか?

 

『白いネコは何をくれた?』では、本当に考えるべきことが平易な言葉で理解できます。

 

難しい専門用語が出てこないので、

途中でネットで用語を調べながら読む必要がありません。

 

一見難しそうな言葉でも、

会話の中でボロ(白いネコの名前)がちゃんと説明してくれます。

 

ストーリー仕立て・会話中心でスイスイ読める

 

ストーリー編に多くページが割かれていて会話が多いので読みやすいです。

ケーススタディでマーケティングを学んでいる感覚でした。

 

ページ数は全部で286ページですが、1時間ちょっとで読めます。

その後に、自分に当てはめるとどうなるかな?と考えた時間のほうが長かったです。

 

個人と企業のどちらの当てはめ方も紹介されている

戦略フレームワークの当てはめ方がいつも個人と企業の2通り紹介されています。

 

たとえばAsset(資産)の要素を考えれば、

個人だと”わたしらしさ”になりますし、企業だと”人材、ブランド、工場、販路”などになります。

 

そのため、会社員だけでなく、個人としての戦略を考えるヒントにもなっていて、

幅広い場面で活用できそうです。

個人の戦略:

副業、起業、フリーランス、転職を考えている人向け

 

企業の戦略:

会社員、経営者、企業が顧客の仕事をしている人向け

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まとめ:『白いネコは何をくれた?』はマーケティング初心者におすすめ

『白いネコは何をくれた?』はマーケティングの前提知識なしで読めるおすすめの本です。

 

読み終わった後、戦略フレームワークに当てはめて自分を棚卸ししてみました。

個人的に、読んだ後に行動したくなる本は良い本だと思います。

 

マーケティングをこれから勉強したい方、

難しいマーケティング用語はなんとなくわかったけど、どう活用して良いかわからない方

におすすめです。

 

★今回紹介した本★

 

 

★その他のマーケティング初心者におすすめの本★

 

『ドリルを売るなら穴を売れ』

 

『ドリルを売るなら穴を売れ』もストーリーを通してマーケティングが学べる本です。

こちらは主人公の女性がイタリアンレストランの再建を目指す物語。

 

『ドリルを売るなら穴を売れ』というタイトルは、

ドリル(商品)そのものを売るのではなく、

ドリルから得られるベネフィット(穴)をアピールするという意味です。

 

 

・『これ、いったいどうやったら売れるんですか?』

 

 

『これ、いったいどうやったら売れるんですか?』

実際に日常で見かける事例を通じてマーケティングが学べます。

 

『白いネコは何をくれた?』や『ドリルを売るなら穴を売れ』は架空のストーリーですが、実際の商品や企業を通してマーケティングのフレームワークや用語が学べます。

 

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