友達が欲しい心理・パートナーが欲しい心理をセルフコーチングする質問リスト

何もしなければ、大人になってから友達をつくる機会、新しい出会いは減っていきます。

「友達が欲しい」「パートナーが欲しい」と思いつつ、特に行動は起こしていない…なんてことはありませんか。

友達やパートナーが欲しいと言っても誰でも良いわけではないし、新しい出会いに飛び込むのもなんだか億劫。そんな背景には、きっとあなたなりの理由があるはず。セルフコーチングで自分の声に耳を傾けてみましょう。

＜セルフコーチングをするときの注意点＞

・全部の質問に答えようとしなくても大丈夫です。ピンと来る質問に向き合ってみましょう。

・ノートなどに書きだして行うと効果的です（ぐるぐる思考を防げます）。

・答えるのが辛くなったらいつでも中断してください。

・なにか結論にたどり着かなくても大丈夫なので、感じるままにやってみましょう。

セルフコーチングのメリットややり方については、こちらを参照してください。

セルフコーチングとは何か？誰でもできる効果的なやり方を紹介します

友達やパートナーが欲しい心理をセルフコーチングする質問リスト

・友達／パートナーが欲しいのはどうしてですか？今のままだと何が問題ですか？

・友達／パートナーがいたら、どうなりそうですか？

ーその人たちとどんな時間を過ごしたいですか？何をしたいですか？

ーそれをしているとき、どんな気分でしょうか？今と何か変わりますか？

・今の自分の人間関係のなかの自分はどう見えますか？

・理想の友達／パートナーはどんな人ですか？何が1番大事な要素ですか？

・友達／パートナーをつくるための最大のハードルは何ですか？

乗り越えるために何が必要でしょうか？

・どんなあなただったら、友達／パートナーができそうですか？

・ロールモデル（理想の友達／パートナー関係を築いている人）なら、どうやるでしょうか？

・理想の友達／パートナーに出会うために、何ができそうですか？まず最初に何をしますか？

質問リストの説明

どんなことを意図した質問なのか、紹介します。意図がわかったほうが理解が深まる方は参考にしてくださいね。

・友達／パートナーが欲しいのはどうしてですか？今のままだと何が問題ですか？

友達／パートナーが欲しい理由を明確にします。友達／パートナーがいなくても幸せそうな人はたくさんいますよね。友達／パートナーは必ずしもつくらなければならないものではありません。それでも、友達／パートナーが欲しいと感じているのはどうしてなのか？を見つめ直します。

今のままだと何が問題なのか？は、望まない未来を想像することで、望む未来への原動力にする質問です。「こうなるのが嫌だから友達／パートナーが欲しい」というのはネガティブな思考にも思えますが、ネガティブなことを回避するモチベーションのほうが行動を起こせる人もいます。

・友達／パートナーがいたら、どうなりそうですか？

ーその人たちとどんな時間を過ごしたいですか？何をしたいですか？

ーそれをしているとき、どんな気分でしょうか？今と何か変わりますか？

今のままだと何が問題なのか？と反対に、今度は望む未来を思い描く質問です。具体的に思い描くときは5W1Hをヒントにします。いつ／どこで／誰と／何を／どんな風に／どんな気持ちで過ごしているか？等をできるだけ具体的に、自分が体験したいシーンを思い浮かべてみましょう。

・今の自分の人間関係のなかの自分はどう見えますか？

今の自分の人間関係を思い浮かべたとき、どんな気持ちがするでしょうか。さみしそうなのか、満足していそうなのか、何か不満があるのか、現状がどう見えているのかを振り返ります。

・理想の友達／パートナーはどんな人ですか？何が1番大事な要素ですか？

なんの制限もなく、思い切り理想の友達／パートナーを想像してみましょう。そのなかで、自分が人間関係のなかで大切にしている要素が何か考えてみます。

たとえば、趣味が合う、何かに一生懸命になっている、おいしそうにご飯を食べる、ポジティブ、穏やか、会話がなくても一緒にいられる、思いやりがある、自立している、等、どんな人に惹かれるのでしょうか。

そして、それがなぜ大事な要素なのかも考えてみると、さらに自己理解が深まります。

・友達／パートナーをつくるための最大のハードルは何ですか？

　乗り越えるために何が必要でしょうか？

「さっさと友達／パートナーをつくればいいじゃん」と言われたら、何て反論したくなりますか。それがハードルになっているものです。

よく出てくるハードルには次のようなものがあります。人によって全然違うのであくまで参考例です。

（例）時間がない、めんどくさい、知らない人に会うのが怖い、人見知り、友達／パートナーになれる自信がない、断られたくない、傷つきたくない、気を遣いたくない等

ハードルが見えてきたら、それはどうやったら乗り越えられるのか考えてみましょう。ハードルが見えないうちは、乗り越え方もわかりません。でも、姿が見えれば対策が立てられます。

もしハードルがないことに気づいたなら、後はやるだけです！

・どんなあなただったら、友達／パートナーができそうですか？

友達／パートナーになるか・ならないかは相手が決める部分もあるので、自分にできることにフォーカスしましょう。「こんな私ならいずれ友達／パートナーができるし、できなくても相手と合わなかっただけ」と思えたら、行動に踏み出しやすくなります。

・ロールモデル（理想の友達／パートナー関係を築いている人）なら、どうやるでしょうか？

もし周りに理想の友達／パートナー関係を築いている人がいたら、その人のやり方が参考にできないか考えてみます。すでに実現している人から学ぶのは、目標達成の近道です。

そのとき、「わたしは〇〇さん（ロールモデル）ではないから」という抵抗が出てくるかもしれません。そのときは、どうしてそう思うのか、何が違うのか、どうして参考にしたくないのか等と、その抵抗にもぜひ向き合ってください。

・理想の友達／パートナーに出会うために、何ができそうですか？まず最初に何をしますか？

ここまで考えたうえで、できそうなことを考えてみましょう。最初のステップはできるだけ小さいほうが良いです。

新しい出会いの機会に飛び込んでみるもよし、まずは自信をつけるために自分を整えるほうに行動するもよし。なにか行動のアイデアが浮かんだら、その場でスケジュールしてしまいましょう。

「友達／パートナーが欲しい」という悩みに関するtips

「友達／パートナーが欲しい」という悩みに関するtipsを紹介します。ヒントになればうれしいです。

良い人間関係は幸福と健康につながる

ハーバード大学の75年間の追跡調査で明らかになったのは、良い人間関係が幸福と健康につながるということ。

また、友達の数よりも多様性が重要という研究もあります。性格、年代、性別、職業など多様性に富んだ友達がいると幸福度が上がります。これから友達をつくろうと思っている人は、多様性という観点も考えてみると良いかもしれません。今まで会ったことのない人がたくさんいそうな場にでかけてみる等、自分の世界が広がりそうですね。