【要約】問題解決「脳」のつくり方!思考の落とし穴7つを攻略して問題解決に活かす!

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問題解決力を高めたいけど、どうしたらいいのかな?
思考の落とし穴・クセを知って問題解決に活かそう!

 

『問題解決「脳」のつくり方』は、

人間の脳が陥りがちな思考の落とし穴とその対策がわかりやすく解説された本です。

意識していないことは気づけないですよね。

 

この記事では、『問題解決「脳」のつくり方』で紹介されている思考の落とし穴とその解決策を紹介します。

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思考の落とし穴は7つある

『問題解決「脳」のつくり方』では、

人間が思考するときに脳が原因で発生する欠陥を7つ紹介しています。

 

本では7つの欠陥を3つの種類に分けています。

Misleading:問題解決につながらない

Mediocre   :平凡すぎる

Mindless :思慮がない

 

結論を急ぐ

人間の思考回路にはファスト回路スロー回路があります。

ファスト回路:よく知っていること・何度も繰り返したことに反射的に答えを導く回路

 

スロー回路 :初めてのこと、よく知らないことを処理するときに使われる回路

 

ファスト回路は脳の負荷が軽いため、

脳は自然とファスト回路で問題を処理しようとします。

 

かんたんで慣れ親しんだ問題ならファスト回路でなんら問題ないのですが、

じっくり考えることが必要な問題にもファスト回路を使って楽する習性があります。

 

固着

固着はものの見方が固定化していて、別の視点や可能性が見えなくなってしまうことです。

 

ものの見方はパラダイムともいいますよね。

 

いつも決まったパラダイムで物事を見ているとその思考回路が強化され、

同じような状況には自動的に同じように対応するようになります。(ヘッブの法則)

 

考えすぎ

 

失敗するのを恐れて考えすぎてしまうことで、テストするのが遅くなります。

ちょっとやってみたらすぐわかる問題も、つい分析しすぎてしまうのです。

 

机上の空論、空中戦というやつですね。

学校教育では学習⇒テストの順で学ぶので、自然と考えすぎてしまうのだそうです。

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それなりで満足

結論を急ぐときにファスト回路を使ってしまうのと同様、

パッと思いついた答えを選んでしまいます。

 

最善の結論を導こうとすると、たくさんの選択肢を検討しなければならず、

省エネして、ほどほどの答えで満足してしまう傾向があります。

 

Greatの敵はGood!(『ビジョナリー・カンパニー 2』より)

 

Badの状態なら改善しようというモチベーションがありますが、

Goodだと「それでいいか」と思ってしまいます。

 

選択肢がたくさんあることは必ずしも幸福につながらない

これは、ジャムの実験が有名です。

 

24種類のジャムの試食と4種類のジャムの試食を置いておいたとき、

よく売れたのは4種類のほうでした。

 

選択肢がありすぎると、

「もっと良い選択肢があるかも」、「わたしの選択は合っているのか?」

逆にストレスになるのだとか。

 

詳しく知りたい方は『選択の科学』がおすすめです。

参考記事:『選択の科学』の要約まとめ:選択は自分をつくる創造的な行動

 

過小評価

 

「できるわけがない」と問題解決を諦めてしまうのは、自己評価が低い人に多いです。

 

まず、”できる”と知ることが大切。

 

「人間が100m10秒以下で走るなんて無理じゃないか」とみんなが思っていた時、

100m10秒の壁がなかなか破れませんでした。

 

しかし、ひとたび10秒以下の記録が出ると、

「人間でも無理じゃないんだ!」と次々と記録が更新されるようになったそうです。

 

「わたしにもできるかも」と思うことは大切だとわかりました。

 

精神論とバカにせず、口に出して自分に言ってみるとよいかも!

「わたしならできる!」

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自前主義

自前主義とは、自分や自分の組織内から出たアイディアしか認めない姿勢です。

 

アイディア自体の良し悪しには関係ないのに、

誰が考えたアイディアかを気にして判断を誤ります。

 

人間関係を仕事に持ち込む人、

めんどくさいけどいますよね・・・

 

ダイバーシティ(多様性)が重視される時代に、

社内-社外、自分-自分以外という境界線の意味は薄れています。

 

誰からの意見でも「おもしろい!」と取り入れられる人は、

問題解決に使えるアイディアの幅も広いです。

 

自己検閲

 

自己検閲は自分で自分のアイディアをつぶしてしまうこと。

 

自前主義は他人のアイディアをつぶしてしまうのに対して、

自己検閲は自分でつぶしてしまうのでやっかいです。

 

自信のなさ、自己肯定感の低さが自己検閲の考えを生み出します。

 

自分で勝手にNOを言ってしまうクセ、ありませんか?

人に話したり、行動したりしてから判断しても遅くないですよ!

 

↓本では具体的な思考課題もたくさん載っています。

 

思考の落とし穴にはまらないための解決策

 

思考の落とし穴に陥らないためには、解決策の考え方を知っておきましょう。

 

はっ!今それなりの答えで満足しようとしていた!

 

ボツにした意見のいいところを採用して、

もっと良いアイデアにできないかな?

 

そんな風に考えられたら、自分の思考のクセを改善できます。

”結論を急ぐ”の解決策:フレームストーミング

結論を急ぐ原因はファスト回路を使ってしまうことでした。

 

ファスト回路ではなく、意識的にスロー回路を使うためには、

フレームストーミングで問題に焦点を当てます。

 

フレームストーミング=フレーミング+ブレインストーミング

フレーミングは枠組みを捉え直すこと

 

つまり、フレームストーミングとは、

答えを考える前に問題にフォーカスして、

問題の捉え方に対して次々とアイディアを出す(ブレインストーミング)ことです。

 

問題に対して、

「本当か?」、「別の視点から見ると?」、「もっと根本的な問題は何か?」

などと考えを深めましょう。

 

良い問題設定をする大切さをもっと知りたい方は、

『イシューからはじめよ』がおすすめです。

 

まずイシュー(問題)を見極めることが大切と説いている本です。

 

”固着”の解決策:反転

ものの見方が固定化される固着には、

反転して考えることで無意識に信じていた前提に気づくことができます。

 

いわゆる、ゼロベース思考ですね!

 

今までの当たり前や暗黙の了解を反対にして、前提をくつがえしてみましょう。

 

当然あるものをなくしてみる、実行する人を変える(店員⇔客など)、お決まりの手順をなくす、

など、自由に仮定の世界を想像することで柔軟な発想を生み出します。

 

”考えすぎ”の解決策:プロトテスティング

考えすぎを防ぐには、仮説⇒実験⇒検証を軽やかに実行しましょう。

プロトテスティング=プロトタイピング+テスト

 

プロトタイプは試作品のこと。

失敗を恐れずにテストの中で解決策に近づいていきます。

 

考えるよりやってみたほうが早いことってありますよね!

 

やみくもに行動するのではなく、

仮説を立ててから実験することが大切です。

 

『誤りがあって困る仮説はどれか?』と考えると、

まず検証すべき仮説がわかります。

 

問題の解決に大きなインパクトを与える仮説から検証しましょう。

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”それなりで満足”の解決策:統合思考

 

それなりで満足してしまうのは、

AかBかと単純な二者択一に陥ってしまうからです。

 

最善の解決策を求めるために、

AかBかではなく、”AもB”もと考えるのが統合思考です。

 

「AとBのいいところをどちらも取り入れられないか?」

「AとBを分解して組み合わせ、より良い案が考えられないか?」

と考えを深めることで、最初には思いつかなかったアイディアが浮かぶかもしれません。

 

”過小評価”の解決策:ジャンプスターティング

「できるわけがない」と考えてしまう人は、否定的な側面にばかり目を向けています。

前向きに思考できるように、スタートを工夫しましょう。

 

ジャンプスターティング:別の思考方法を採用してもう一度前向きに問題に取り組む

 

ジャンプスターティングの具体的なコツを2つ紹介します。

 

・キャンイフテクニック

~だから不可能だ ⇒ もし~なら・・・できる

不可能な理由を考えるのではなく、できる理由を考えます。

 

・フレッシュスタート効果

新年や新学期の節目は新しい気持ちで前向きに取り組めますよね。

 

区切りをつけると新しい気持ちでスタートできることを

フレッシュスタート効果と言います。

 

90分ひと区切りにするなど意識的にフレッシュスタートを作ると、

後ろ向きな思考が前向きに切り替わりやすいです。

 

過小評価に陥るのはGRIT(やり抜く力)がないとも言えます。

本の中で『GRIT(やり抜く力)』が紹介されていました。

 

GRIT(やり抜く力)は成功するために才能よりも重要な要素です。

詳しく知りたい方はこちらも参考にしてくださいね。

【要約で解説】成功する人に共通する特徴とは?GRITやり抜く力の重要性

 

”自前主義”の解決策:堂々と社外のアイディアを採用する(PFE)

自前主義の解決策は、

アイディアを社外から取り入れること外部のアイディアとつながりを持つことです。

 

組織の風土として採用されている例:

 

・アップルのPFE(Proundly Found Elsewhere)

 

・P&Gの『コネクト&デベロップ』

 

社内と社外の境界線を限りなく透明にして取り入れると、

自分の考えが深まったり生産性が上がったりします。

 

また、社外のアイディアにいつも触れられるように、

社内や自分の周りを飛び出してアンテナを張っておきましょう。

 

最近はオンラインコミュニティやオンラインセミナーなど、

いろいろな情報にアクセスしやすくなりました。

 

ぜひ積極的に活用しましょう!

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”自己検閲”の解決策:セルフディスタンシング

 

自己検閲は過去の失敗にとらわれ過ぎることで起こるので、

自分と距離を取る・今に集中するセルフディスタンシングが有効です。

 

セルフディスタンシング:自分を第三者的な立場で客観視する

 

セルフディスタンシングはメタ認知とも言えます。

 

メタ認知:物事をより高い視点から見る

 

自分をメタ認知することは、

自分の思い込みに気づき、行動や思考を修正する効果があります。

メタ認知

 

 

自分のアイディアが「ダメだ」、「採用に値しない」と思ったら、

ダメだと思う理由を紙に書き出してみましょう。

 

言語化して客観視すると、

ダメだと思っている理由の根拠があいまいで、過去の失敗を拡大解釈していただけだと気づくかもしれません。

『問題解決「脳」のつくり方』の次に読むなら?

 

『問題解決「脳」のつくり方』とあわせて読みたい3冊を紹介します。

①『予想通りに不合理』

 

行動経済学のベストセラーです。

人間は合理的には行動せず、感情で判断する生き物であるとわかります。

 

思考のクセを知っておくことで、判断の質が高められます。

参考記事:『予想どおりに不合理』の要約・感想:行動経済学のはじめの一歩に最適!

 

②『地頭力』を鍛える

 

仮説思考/フレームワーク思考/抽象化思考で思考力を鍛える本。

 

一歩高い視座で物事を眺められたり、フレームワークを使ったりすることで、

自分の思考のクセに気づくことができます。

 

細谷功さんの本はどれもおすすめですが、

『地頭力を鍛える』が一番網羅的で、個人的に好きです。

参考記事:『地頭力を鍛える』の要約まとめ:地頭力に必要な3つの思考とフェルミ推定

 

③『イシューから始めよ』

 

本当に解決すべき問題(=イシュー)は何か?を見極める重要性を説いた本。

問題設定を間違えると、いくら効率的に進めてもはやく間違った場所に着くだけです。

ちょっと難しいのですが、45万部突破のベストセラー!

解説Youtubeなども多いのでぜひ読んでみることをおすすめします。

参考記事:『イシューからはじめよ』は難しいけどおすすめの本!【要約でポイントを紹介】

まとめ:思考の落とし穴を攻略して問題解決脳になる!

問題解決脳のつくり方

人間の思考のクセを知ることは、論理的に結論を出すのに役立ちます。

 

『問題解決「脳」のつくり方』の原題は『Winning the brain game』

わたしたちはこの本でブレインゲームの勝ち方を知れるわけです。

 

まずは意識することが改善の第一歩!

 

大事な決断を下すときには、

自分がついついやってしまっているクセをチェックしてくださいね。

 

 

 

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